LITTLE RICHARD / リトル・リチャード死去

JUKEBOX ROUGH BOY

■ U DISCOVER MUSIC. より写真をお借りました。

テキサスにいた頃は
テキサス以外で、まず僕がバイクで行ったのが、NEW ORLEANS でした。

● 親父にニュー・オリンズに行ってこいと言われていたことと
● ライブハウスに行ってみたかったからです。

もちろん
ニュー・オリンズはジャズというイメージですが、当時の僕は何も
ジャズのことを知らなかったし、ただニュー・オリンズという街は
音楽の街という漠然としたイメージでしたが、興味と期待いっぱいで
走っていきました。

初めて行ったときに、親父にニュー・オリンズから、ポストカードを
送ったのを思い出しました。

何の情報も持ってなかったし、ただ地図を見て、ニュー・オリンズへ
いつものことでしたが、目的地に着けたら、その場で人に聞いてみる。
気さくなアメリカ人に出逢えると、親切な人が案内までしてくれる。
そんなことが、何度もありました。

お決まりの BOURBON STREET に辿り着けると、ここで音楽が聴ける。
そう教えてもらって、当時はビックリしました。
ジャズ・バー(ライブハウス)が、何軒もあって、一体どこに入って
いいのか分からないぐらい選択があって、何よりもお洒落で雰囲気が
ありました。

今のバーボン・ストリートはどうなっているか分かりませんが
相変わらず洒落たバーや老舗のバーが立ち並んでるんだと思います。
何度もニュー・オリンズには行きましたが、もう30年以上行って
ないので、久しぶりに行ってみたいです。


■ LITTLE RICHARD WIKIPEDIA より、写真をお借りしました。

ニュー・オリンズで
僕が教えてもらったことは、ここで生まれたR&Bは、北へ上って
シカゴまで行ったってことでした。
そんな歴史は何も知らなかったので、それが少しでも知れることが
嬉しかったし、何よりもわくわくしました。
僕は映画 “BLUES BROTHERS” が大好きだったので、いつか必ず
シカゴまで行って、ブルース・ブラザーズを感じてみたいと思って
いたからです。

親父のレコードコレクションの中に、数々の大御所のレコードが
ありましたが、当然リトル・リチャードもありました。

何んと言っても
この “LONG TALL SALLY” は誰でも、一度は耳にしたことがある彼の
代表曲ですね。
僕が最初に彼を知ったのも、この曲でした。

● 僕のアメリカでの目的の大きな1つに、ライブを観まくるってこと
 特に “BLUES BROTHERS” に出演していた大御所やR&Bの大御所の
 ライブをアメリカで観るんだ!ってことでした。

いくつか実現しましたが、この LITTLE RICHARD は全くチャンスが
ありませんでした。
彼ぐらいのレジェンド級になると、最後にチャンスが来るとしたら
大きなカジノぐらいしかありません。
逆に言えば、カジノにはチャンスがあるってことでしたが、チケット
の争奪戦は、凡人の僕には取れるチャンスはなかったです。

● アメリカ時間の 2020年5月9日に亡くなってしまいました。
 87歳でした。

僕にとって、彼のことがリアルタイムで感じることができたのが
1990年にリリースされた JON BON JOVI のソロ・デビューアルバム
“BRAZE OF GLORY” に収録された “YOU REALLY GOT ME NOW” です。
このアルバムはソロ・アルバムでもありましたが、ジョンもカメオ
出演した映画 “YOUNG GUNSⅡ” のサウンドトラックでもありました。

どうやって
この二人が出会ったのか、分かりませんが、ジョンが書いたこの
曲を二人でやるっていうのは、ファンはシビれますね。


■ JON BON JOVI のインスタグラムより、写真をお借りました。

二人とも
いい顔してますね(^_^)

R.I.P.
“LEGEND” LITTLE RICHARD

MY DREAM IS STILL ALIVE
ROUGH BOY